2011年4月15日金曜日

美術の時間!銅版画教室です。


美術の時間のレポート、今回は銅版画教室です。
講師は吉井久実です。
テーマは『春のグリーティングカードを作る』です。

銅版画というと専門的な知識や道具が必要ですが、初めての方でも意外に普段鉛筆やペンで絵を描く延長の感覚で気軽に楽しむことができますよ。
金属に針で絵を描いたり、腐食液を使って版を作ったり、プレス機で刷ったりといった不思議な作業もありますが、出来上がった作品はそれに見合うなんともいえない味わいがあります。

描画した版を腐食液につけます。

描いたところが溝になるので、ここにインクを詰めて刷ります。
どうなるか楽しみですね。

銅の版。

腐食されたシャープな線が端午の節句の菖蒲の葉っぱの雰囲気によく合ってますね。

インクを暖めながら詰めます。

インクを暖めるとインクが柔らかくなり溝の奥まで入ってくれます。

プレス機で圧力で版と紙を密着させます。

紙に版が押され画面がきゅっと凹み、手描きでは出せない独特の味わいが出ます。


銅版画教室は毎週日曜日に1日2回開講しています。
1回目:10時〜12時30分
2回目:13時30分〜16時

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